外壁塗装に使う塗料はどう選べばいい?

公開日:2024/12/15   最終更新日:2025/06/03

外壁塗装 塗料

外壁に使用する塗料にはさまざまな種類があり、それぞれに異なる特徴があります。そのため「塗料はどれを使用しても同じだろう」と安易な選択をしてしまうと、後悔につながるかもしれません。そこで本記事では、塗料選びのポイントについて詳しく解説します。家の新築やリフォームで塗り替えを検討している人はぜひ参考にしてください。

塗料の種類とその特徴

外壁塗装に使用される塗料は主に「アクリル」「ウレタン」「シリコン」「フッ素」「無機」の5種類で、価格と耐久性に応じてグレードが異なります。

アクリル塗料

最も安価なのはアクリル塗料です。平米単価は1,000〜1,300円程度ですが耐用年数は3〜6年と短く、紫外線に弱いため頻繁な塗り替えが必要です。しかし、発色の良さと安価さからDIYや一時的な使用に向いています。

ウレタン塗料

ウレタン塗料は1,200〜1,900円で7〜10年の耐久性があり、密着性や伸縮性に優れ、付帯部や木部などに使われます。価格と機能のバランスがよい一方で、近年では耐久性の面で他の塗料に劣るため、主に雨樋などの部分的な使用に留まっています。

シリコン塗料

シリコン塗料は外壁塗装の主流で、1,800〜2,000円の価格帯、8〜12年の耐用年数を誇ります。汚れにくく紫外線や熱にも強いため、耐久性とコストのバランスに優れています。

ただし塗膜が硬く、劣化するとひび割れしやすいデメリットは見逃せません。また、製品により防カビ性や光沢などの追加機能もあります。

フッ素塗料

フッ素塗料は3,000~4,500円と高価ながら15〜20年の耐用年数があり、紫外線への耐性が高く、頑丈な塗膜を形成します。大型建築物や長期メンテナンスを希望する住宅に適しており、美観と耐久性を重視する人向けです。

無機塗料

無機塗料は最も高価で、4,000〜5,500円、耐用年数は20年以上と圧倒的な長寿命を持ちます。無機成分による高耐久性に加え、防カビ・防藻性にも優れますが、塗膜が硬くひび割れしやすい点が難点です。

近年は無機と有機のハイブリッド化で柔軟性も確保されており、高性能モデルではチョーキングなどの劣化にも強く、住宅の外観を長く美しく保ちます。ただし、耐用年数が長すぎることで他のメンテナンスとの周期が合わないこともあり、一般住宅では慎重な検討が必要です。

塗料選びのポイント

外壁塗装は、家の美観や機能性に関わる大きな工事です。費用も時間もかかり、家の外観を左右する重要な要素であるため「思っていた仕上がりと違った」「すぐに塗り直すことになった」などの失敗は避けたいところです。そうした失敗を防ぐためには、塗料選びが極めて重要になります。

塗料で迷った場合の選び方

まず、塗料に迷った場合は「シリコン塗料」または「フッ素塗料」から検討するのがおすすめです。シリコン塗料は長年外壁塗装の主流であり、多くのメーカーからさまざまな商品が展開されていて、選択肢が豊富です。

耐久性も8〜12年と比較的長く、価格も中程度でコストパフォーマンスに優れています。一方、フッ素塗料はシリコンよりも高価格ですが、15~20年の高い耐用年数を誇り、美観と耐久性の両立を目指す場合に最適です。

外壁塗装のサイクルが10年程度と言われていることを踏まえると、10年以上の耐久性を持つこれらの塗料は非常に有効な選択肢となるでしょう。

色選びのポイント

また、塗料を選ぶ際には「色」も重要なポイントです。外壁塗装でありがちな失敗の一つが「イメージしていた色と実際の仕上がりが違った」というものです。グレーひとつをとっても、黄みがかっているもの、青みがあるもの、白っぽいものなどさまざまな種類があります。

そのため、可能な限り具体的に色をイメージして、大きめの色見本を用いて太陽光や室内光など異なる光の下で確認するようにしましょう。また、すべての塗料メーカーが同じ色を扱っているわけではないため、希望する色がその塗料メーカーにあるか事前にチェックしておく必要があります。

施工事例の確認も大切

さらに、施工の仕上がりや品質を確保するためには、実際の施工事例を見ることが大切です。塗料にはそれぞれ特性があり、外壁材との相性が合わないと塗装の効果を十分に発揮できないばかりか、早期の劣化を招く可能性もあります。

塗装業者に相談する際は、自宅の外壁に適した塗料や予算に合ったグレードについて意見をもらい、複数の専門業者に相見積もりを依頼するのが賢明です。その際に過去の施工事例を見せてもらえば、施工技術のレベルや仕上がりの雰囲気を具体的に確認でき、イメージとのギャップを減らすことができます。

まとめ

外壁塗装に使う塗料は、見た目だけでなく耐久性や機能性にも大きく関わるため、慎重な選定が必要です。主にアクリル・ウレタン・シリコン・フッ素・無機の5種類があり、それぞれ価格や耐用年数、性能に違いがあります。中でも、コストパフォーマンスに優れるシリコン塗料や、耐久性重視のフッ素塗料はバランスが良く、とくに迷った際の選択肢としておすすめです。また、色選びは見本での確認を重ねること、施工事例を事前にチェックすることも、満足度の高い仕上がりを実現するために欠かせません。外壁塗装は頻繁に行う工事ではないため、長期的な視点でライフスタイルや予算に合った塗料を選び、信頼できる業者とともに計画的に進めることが成功のカギです。

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住まいるペイントの画像 引用元:https://example.com
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