ラジカル塗料のメリット・デメリット

公開日:2026/01/15  

ラジカル塗料 メリット  デメリット外壁塗装に用いられる塗料には、アクリル、ウレタンなど様々な種類があります。本記事で紹介する「ラジカル塗料」は、2012年から販売が始まった比較的新しい種類の塗料です。本記事では、ラジカル塗料の概要を紹介するとともに、そのメリット・デメリットを詳しく解説します。

ラジカル塗料の概要

ラジカル塗料は、正確には「ラジカル制御型塗料」と呼ばれ、主成分によって分類される従来のアクリル塗料やシリコン塗料とは異なる特徴を持つ塗料です。日本では2012年に日本ペイント社が『パーフェクトトップ』として開発・発売したことをきっかけに流通し始め、塗膜の耐候性が高く長寿命であることから注目を集めています。その耐久性の高さから、従来人気のあったシリコン塗料と肩を並べる存在として、今後さらに需要が伸びることが期待されています。

そもそも「ラジカル」とは、外壁や屋根の塗装に使われる顔料が酸素や水、紫外線に触れることで発生する劣化因子のことです。このラジカルは、塗膜の退化を促進し、外壁に白い粉が浮く「チョーキング」といった現象を引き起こす原因の一つです。ラジカル塗料は、このラジカルの発生や影響を抑えることで、塗膜の劣化を防ぎ、外壁や屋根の寿命を延ばすことを目的としています。

ラジカル塗料の耐久性を支えている主な成分は「高耐候酸化チタン」と「光安定剤」です。酸化チタン自体はラジカルを発生させる性質を持っていますが、ラジカル塗料に使われる高耐候酸化チタンは「ラジカルバリア」の効果を持ち、発生したラジカルを外に逃がさず塗膜の劣化を防ぎます。

一方、光安定剤は既に発生したラジカルを捕まえてその活動を抑える役割を担います。ラジカル自体の発生を止めるわけではありませんが、塗膜へのダメージを抑制することで耐久性を高めているのです。このように、ラジカル塗料は高耐候酸化チタンと光安定剤の相互作用によって、通常の塗料よりも長持ちする塗膜を実現しています。その結果、外壁や屋根を長期間にわたり美しく保つことができ、メンテナンスの手間や費用を抑えることにもつながります。

耐候性と長寿命を両立させた塗料として、近年ますます注目されている塗料と言えるでしょう。

ラジカル塗料のメリット

ラジカル塗料は、外壁塗装においてさまざまなメリットを持つ高機能塗料として注目されています。

チョーキングが起きにくい

まず特徴的なのは、チョーキング現象が起こりにくい点です。チョーキングとは、塗膜に含まれる白色顔料(酸化チタン)が外壁表面に粉状に浮き出し、触れると手に白い粉が付く現象で、経年劣化のサインです。特に白や淡色の外壁で起こりやすく、発生すると塗り替えが必要になります。

ラジカル塗料は、こうした塗膜劣化を抑えるために開発されており、長期にわたり外壁を美しく保つことが可能です。

防汚性・防カビ性に優れる

また、防汚性や防カビ性にも優れており、藻やカビの発生を防ぎやすいため、日当たりの悪い北側の外壁にも適しています。さらに親水性が高いため、雨水によって汚れが洗い流されやすく、外壁の美観を長く維持できます。

加えて、ラジカル塗料はフッ素塗料と同等の耐久性を持ちながら、1㎡あたり約1,000円程度安価であることから、30坪程度の住宅であればリフォーム費用で30万円程度の差が生まれるなど、コストパフォーマンスの高さも魅力です。

光沢の持続性が高い

光沢の持続性も優れており、塗装直後の美しいツヤを長期間維持できます。ツヤ有りタイプを選べば、光沢を落とさず施工することで、より汚れにくく耐久性の高い外壁を実現できます。

扱いが比較的簡単

また、ラジカル塗料は下地を問わず使用でき、サイディングやモルタル、コンクリート、木部やアルミなど幅広い素材に塗布可能です。さらに塗料の伸びが良く、ローラーで塗りやすいため施工性にも優れています。このため、職人にとって扱いやすく、施工時の失敗も少なく済む点もメリットと言えるでしょう。

ラジカル塗料のデメリット

ラジカル塗料は高機能で耐久性に優れた塗料ですが、いくつかのデメリットも存在します。

濃い色の外壁に塗装できない

まず挙げられるのは、濃い色の外壁に塗装できない場合がある点です。これは、ラジカル塗料の主成分である「高耐候酸化チタン」が白色顔料であることに起因しています。そのため、黒や濃紺などの重厚なカラーを求める場合、ラジカル塗料では希望通りの色が出せないことがあります。

ただし、濃色の塗料はそもそも白色顔料をほとんど含まないため、チョーキング現象が発生しにくいです。このため、濃色で外壁の重厚感を重視する場合は、必ずしもラジカル塗料にこだわる必要はないでしょう。

長期的な耐久性はまだデータ不足

さらに、ラジカル塗料は比較的新しい塗料であることもデメリットのひとつです。発売されてから日が浅いため、耐用年数は最長で15年前後とされているものの、実際の施工実績や長期的な耐久性のデータはまだ十分に蓄積されていません。そのため、現時点ではラジカル塗料の耐久性や性能を完全に証明することは難しい状況です。

まとめ

ラジカル塗料は、外壁や屋根の塗膜劣化を引き起こすラジカルの影響を抑制することで、長期間美しい状態を保てる高機能塗料です。チョーキングが起こりにくく、防汚性・防カビ性にも優れているため、北側の外壁など日当たりの悪い場所にも適しています。また、光沢の持続性が高く、下地を問わず施工できるため、扱いやすさやコストパフォーマンスの高さも魅力です。一方で、濃色の外壁には適さない場合や、比較的新しい塗料のため長期的な耐久性の実績がまだ十分でない点には注意が必要です。それでも、高耐候性とコスト効率を両立できる塗料として、近年注目を集めています。

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