外壁のコケってどうやって除去できる?予防策もご紹介します!


皆さんは、自分の家の外壁をじっくりみたことはありますか。自宅の外壁をよく見てみるとコケが生えていたなんてことは、多くの方が経験することではないでしょうか。ここでは、外壁にコケが生える要因とそれによる悪影響、コケが生えたらどうやって除去すべきか、コケの予防策、塗装を守る外壁のメンテナンスについて解説します。

外壁にコケが生える要因とそれによる悪影響

外壁にコケが生えると何が問題になるのか。第一に見た目が悪くなります。たとえば、文化財、古い建物のようにツタやコケが生えたものを「素晴らしい遺産」と考える方もいるため、一概にはいえませんが、それが素晴らしいのは遺産といえる価値があるからです。そのような建物以外のコケはただの厄介ものでしかありません。外壁がコケに覆われているということは、外壁の内側、外側問わず正常な機能を疎外されている状態に他なりません。

外壁は「外部からの紫外線をブロックする」「見た目を美しく保つ」「調湿機能」「内部駆体の保護」「建物内の温度変化を緩やかにする断熱効果」など多くの重要な機能を持ちます。また、外壁には光や水の力である程度の汚れやゴミを除去できる光触媒機能や防汚機能などが備わっている商品もあり、このような機能もコケが生えることで阻害されることになります。こうした機能が阻害されると、さらにコケや汚れが付着しやすくなる悪循環に陥っていくようです。

また、コケの生えた建物は一般的に建物の資産価値も大きく下落してしまいます。これは当然のことで上記のような文化財ならまだしも、コケの生えた一般の家がよっぽどの思い入れやメリットがない限り普通の人は買いません。資産としてみなされる可能性を失っているのです。このようにコケは売却の際も不利に働きます。「買い手がつかない」「売却額を大幅に下げざるを得ない」といった状況になる可能性も大いにあります。

コケが生えたらどうやって除去すべき?

コケが生えてしまったら対処方法は「自分で除去する」「業者に依頼する」のどちらかになるでしょう。「コケぐらいうちにある高圧洗浄機で簡単に落ちるんじゃないの?」と思ったあなた。甘いです。外壁は先に述べたように光触媒機能や防汚コートをしている場合があります。

これは、外壁表面のごく薄い部分に塗られているものです。それゆえ、コケを除去することに執着して強い力で噴射すると、せっかくコートされている部分が剥がれてしまう可能性があります。それだけならまだしも、外壁材や塗られた塗料は素人が想像する以上に脆いもので、これらが欠けたり、剥離したりすることもあります。そうなってしまっては、意味がありません。

自分で高圧洗浄機を使用してコケを除去する際は、最小の水圧で優しく様子を見ながら落とすようにしましょう。

また、足場の確保ができないのであれば、自分で行うのはやめたほうが無難です。無理して転落、怪我をしてしまっては元も子もありません。自分で行う場合は、ホームセンターで購入できるコケ除去専用の薬剤を使用して優しく拭き取るか、しつこいコケには柔らかいブラシで擦って水洗いするのがおすすめです。

コケ専用の薬剤は、コケの再付着を防ぐ機能があるものもあり一石二鳥です。高所作業が必要な場合、コケが広範囲に付着している場合は、素直に業者に依頼するようにしましょう。

業者に依頼する場合は、外壁の種類、備わっている機能、メーカーなどを伝えましょう。できるだけコート部分や外壁材を傷めないよう施工してもらうためです。コケの除去に足場が必要な場合はそれだけで施工料が数十万円になることもあります。外壁の状況や塗料の耐用年数などを考慮して、補修や塗り替えが必要な場合は一緒に行ってもらうことで、メンテナンス費用を最小化できます。

コケの予防策

コケが生えるのを予防することで、コケが生えなければそれに越したことはありません。コケを予防するためにはどのような対策が考えられるでしょうか。それは「風通しの悪い環境を作らない」「排水計画をしっかりと立てる」「光触媒、防汚コートなどの機能が付与されている外壁材や塗料を使用する」「防カビコートをする」といったことが考えられます。

コケは水分が大好きです。水が長時間溜まったり、湿度が高くなったりする状況をできるだけなくすことで予防できます。家のそばに物置やものをおいていると、その裏が湿気のたまり場になります。とくに北側は注意です。排水計画も建築会社と打ち合わせておきましょう。

大雨が降った時、水が溜まりやすい場所の近くはコケが生えやすいです。そのため、水が流れて家の回りに溜まらない工夫が必要なのです。最初からコケを生やさない建材を使用したり、予防する塗料を塗ったりするのも効果的でしょう。値段は多少張りますが、将来的なメンテナンスコストを考えたら検討する価値はあるでしょう。

塗装を守るためにも外壁のメンテナンスをしよう

ここまで予防策を紹介してきましたが、一番費用や手間がかからないのは、普段から外壁の状況を確認し、都度メンテナンスを行うことです。気になる汚れ、コケやカビの生えはじめに除去しておけば、大掛かりな施工が必要になる前に対処できます。これは、外壁だけでなく家全体にもいえることです。

 

外壁にコケが生える要因とそれによる悪影響、コケが生えたらどうやって除去すべきか、コケの予防策、塗装を守る外壁のメンテナンスについて解説しました。外壁は、日々汚れたり、コケが生えたり、劣化したりとメンテナンスが必要なものです。普段から状態を気にかけて適切なメンテナンスをすれば、費用も手間も最小化できます。上記を参考に外壁のメンテナンスについて考えてみてはいかがでしょうか。

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