外壁塗装を長持ちさせるために知っておきたい注意点を解説

公開日:2025/04/15   最終更新日:2025/06/04

外壁塗装 長持ち

せっかく外壁塗装を施しても、すぐに塗装がはがれてしまってしまうことも少なくありません。塗装を長持ちさせるには、塗料や業者の慎重な選定が大切です。本記事では、外壁塗装を長持ちさせるために知っておくべきポイントをまとめて解説します。外壁の塗り替えを検討している人は、ぜひご一読ください。

外壁塗装を長持ちさせるには塗料選びが最も重要

外壁塗装を長持ちさせるためには、塗料の選定が最も重要なポイントです。塗料の寿命はメーカーが提示する「耐用年数」によってある程度判断でき、これは適切に施工された場合に外壁を保護できる期間を指します。

塗料の種類は主に5つに分けられ、長持ちする順に「フッ素」「ラジカル」「シリコン」「ウレタン」「アクリル」の順になります。

フッ素樹脂塗料

最も耐久性が高いのはフッ素樹脂塗料で、耐用年数は15〜20年です。施工費用は高額ですが、塗り替え回数が減るため、長期的に見れば経済的です。

ただし、塗膜が硬いため木部やモルタルのように収縮しやすい素材には向かず、ひび割れが生じる可能性もあります。

ラジカル塗料

ラジカル塗料は、紫外線などで塗膜を劣化させる「ラジカル因子」を抑える新しい技術を採用した塗料で、耐用年数は12〜15年ほどです。シリコンよりも高い費用対効果が期待されますが、登場してまだ年数が浅く、施工実績が少ないのが弱点です。

シリコン樹脂塗料

シリコン樹脂塗料は、耐久性とコストバランスに優れており、現在最も普及している塗料です。耐用年数は、10〜13年です。迷ったときはまずシリコン塗料で見積もりを取り、他塗料と比較検討するのがおすすめです。

ウレタン樹脂塗料

ウレタン樹脂塗料は耐用年数が7〜10年の塗料であり、価格と性能のバランスが取れていることから以前は主流でした。しかし、シリコン塗料の価格が下がった現在では少なくなりました。

ただし、柔軟性があり木部や防水用途には今も重宝されています。

アクリル樹脂塗料

アクリル樹脂塗料は最も低価格ですが耐久性が劣り、耐用年数は5〜8年と短めです。近年は使用頻度が大きく減少しています。

特別な塗料を使用すれば美観も長持ちさせられる

外壁の美しさを長期間保ちたい場合には、汚れに強く美観を損ないにくい「機能性塗料」の使用が効果的です。とくにおすすめなのが「低汚染タイプの塗料」と「クリヤー塗料」です。

低汚染タイプの塗料

低汚染タイプの塗料は、カビや排気ガスによる外壁の汚れを防ぐのに適しており、親水性という特性を持っています。これにより雨水が外壁に膜を張り、付着したホコリや汚れを自然に洗い流してくれるため、湿気の多い地域や交通量の多い道路沿いの住宅などに最適です。

見た目の清潔感を長く維持でき、外観の劣化を抑える効果が期待できます。

クリヤー塗料

クリヤー塗料は透明な塗料で、サイディングボードの模様やコンクリートの質感など、外壁本来のデザインを活かしたまま保護できる塗料です。ただし、外壁にすでに汚れや傷があると、それが透けて見えてしまうため、状態が良いうちに塗装を行う必要があります。

美観を維持するためには、定期的なメンテナンスが求められます。

信頼できる塗装業者選びも大切

外壁を長持ちさせるためには、塗料の品質だけでなく、その塗料を適切に扱う「信頼できる塗装業者の選定」が極めて重要です。たとえフッ素やシリコンといった高性能な塗料を選んでも、施工を行う業者が手抜きや不適切な工事を行えば、本来の耐用年数を大きく下回ってしまうことがあります。

信頼できる業者を見極めるための第一のポイントは、外壁塗装の基本工程をすべて正確に実施するかどうかです。基本工程には「建物診断」「足場設置」「高圧洗浄」「下地処理」「養生」「下塗り・中塗り・上塗り」の各作業があり、これらのどれか一つでも省かれると塗膜の密着性が下がります。

塗膜の密着性が下がると、ひび割れや剥がれなどの不具合が発生するリスクが高まりやすいです。仕上げ塗装も3回以上の塗布が推奨されており、適切な回数を守らないと耐久性が著しく低下します。

第二のポイントは、アフターサービスが充実している業者を選ぶことです。信頼できる業者は、施工後に保証書を発行するだけでなく、1カ月から1年ほど定期的に施工後の外壁や屋根を点検してくれることが一般的です。

中でも、地域密着で長年営業している業者であれば、何かあった際にもすぐ駆けつけて対応してくれる安心感があります。営業拠点が住居から車で30分〜1時間程度の距離にある業者であれば、迅速な対応も期待できるため、アフターケアを含めた業者選びが必要です。

まとめ

本記事では、耐久性の高いフッ素やラジカルなどの塗料の特徴から、美観を維持するための低汚染塗料・クリヤー塗料の活用法まで詳しく紹介しました。外壁塗装を長持ちさせるためには、塗料の性能だけでなく、施工を行う業者の信頼性や技術力が非常に重要です。また、塗装の仕上がりを大きく左右する基本工程の重要性や、施工後のアフターサービスのチェックポイントについても解説しました。外壁塗装は美観だけでなく、住宅の機能性に大きな影響を与える施工です。塗装の失敗を防ぎ、長く快適な住まいを保つためにも、ぜひ本記事の内容を参考にしてください。

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