外壁塗装は雨の日にできる?工事中・施工後の影響と正しい対処法

公開日:2026/04/15  

外壁塗装は雨の日にできる?

外壁塗装を検討しているとき「雨が降ったらどうなるの?」と不安になる方は多いはずです。工事中に突然雨が降ってきたり、施工した翌日に雨が続いたりすると、仕上がりへの影響が心配になります。本記事では、雨が外壁塗装に与える影響や工事中に雨が降った場合の対処法についてわかりやすく解説します。

雨の日に塗装できない理由

雨の日に外壁塗装を行ってはいけない理由は、塗料の性質と気象条件にあります。国土交通省の公共建築工事標準仕様書には、施工環境の基準が明記されています。

気温5℃以下・湿度85%以上はNG

塗料メーカーのカタログや国土交通省の仕様書には「気温5℃以下、湿度85%以上の場合は塗装を避けること」と定められています。雨の日は湿度が100%近くに達するため、この基準を大幅に超えてしまいます。

湿度が高い状態で塗装すると、塗料に水分や不純物が混ざり、変色や塗膜の形成不良を引き起こす可能性があります。また、国土交通省の仕様書には「降雨のおそれがある場合および強風時には、原則として外部の塗装は行わない」という記載もあります。

水性塗料が乾かない問題

外壁塗装では水性塗料が多く使われますが、湿気が高い環境では乾燥が著しく遅れます。乾燥が不充分なまま次の工程へ進むと、ひび割れや塗膜の剥がれといった施工不良の原因になります。

油性塗料を使用している場合でも、塗装した部分に雨が直接当たると工事のやり直しが必要になるため、注意が必要です。

工事中・施工後に雨が降った場合の影響

塗装の途中や施工直後に雨が降ると、仕上がりや耐久性にさまざまな問題が生じることがあります。ただし、どの工程で雨が当たったかによって影響の大きさは異なります。

塗料が流れる・まだら仕上がりになる

塗料が乾く前に雨が当たると、塗料が流れ落ちたり、まだら状の色ムラが生じたりします。また、光沢が失われたり、塗料が水分を吸って膨れ上がったりするケースもあります。こうした不具合が起きた場合、見切りのよい箇所まで塗膜を除去して塗り直す必要があり、余分な費用と時間がかかるのです。

塗料が乾く前に雨が降ると、長期的に見て塗膜の耐久性も低下するため、早期劣化につながる可能性もあります。

全工程完了後なら影響は少ない

下塗り・中塗り・上塗りのすべての工程が完了していれば、翌日に雨が降っても塗膜はすでに硬化しているため、基本的に問題はありません。塗料の種類にもよりますが、乾きの早い水性塗料であれば1〜2時間程度、油性塗料は4〜5時間程度で表面が乾燥します。

工程がすべて終わっているかどうかが、雨の影響を判断するうえで重要なポイントです。

塗料が乾いているか確認する方法

雨が降った後、仕上がりに不安を感じたら外壁を軽く指で触ってみましょう。塗料が手につかなければ乾燥が完了しているサインです。べたつきや色移りがある場合は塗膜が未硬化の可能性があるため、すぐに施工業者に確認を依頼することをおすすめします。

自己判断が難しい場合は、無理に触らず業者に任せると安心です。

梅雨・雨の多い時期と工期・費用の関係

梅雨の時期に外壁塗装を予定している方は、工期や費用への影響が気になるところです。正しく理解しておくと、スケジュールを立てる際の判断材料になります。

工期は延びるが追加料金は基本なし

工期中に雨が続いて作業が遅れても、追加費用が発生することは基本的にありません。もともと業者は工期を組む際に雨天の日数を見込んでいるため、通常は想定の範囲内として扱われます。

一般的な戸建て住宅の塗装工期は晴天が続けば10〜14日程度ですが、梅雨の時期は1〜2週間以上延びることもあります。ただし、足場をレンタルして使用している業者の場合、工期延長によって足場代が別途発生するケースもあるため、契約前に確認しておくと安心です。

梅雨は値引き交渉しやすい時期

梅雨は塗装の依頼が減る閑散期のため、業者によっては割引やキャンペーンを実施しているところもあります。工期が延びてもよい方にとっては、費用面でメリットがある時期といえます。

また、繁忙期に比べて業者のスケジュールに余裕があるため、打ち合わせや見積もりの相談もじっくり進めやすいのが特徴です。

塗装に適した季節は春と秋

外壁塗装のベストシーズンは、一般的に春(3〜5月)と秋(9〜11月)とされています。いずれの時期も降水量が少なく、気温・湿度ともに安定しており、塗料の乾燥条件を満たしやすい環境が整っています。ただし、これらの時期は業者の繁忙期にもあたるため、早めに予約を入れることが大切です。

まとめ

外壁塗装は、湿度85%以上・気温5℃以下の環境や雨が降っている日には施工できません。乾燥前に雨が当たると塗料が流れたりまだらになったりするため、工程が完了しているかどうかの確認が重要です。梅雨の時期でも雨の日を除いて適切に工程を管理すれば塗装は可能で、閑散期ならではの割引も期待できます。一方、追加料金や工期の延長については、事前に業者と取り決めておくことでトラブルを防げます。いずれの時期に工事をするにしても、雨天時の対応や保証内容をしっかり確認したうえで、信頼できる業者に依頼することが、長持ちする外壁塗装への近道です。

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住まいるペイントの画像 引用元:https://example.com
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